プログラマーは資格よりも経験が大事？

あったほうがいいのは資格より経験

どんな資格でもないよりあったほうがいいのは確かですよね。言葉であれこれ説明するよりも、資格を提示したほうがわかりやすいですし。ならば、プログラマー未経験者も資格が命なのかというと、実はそうでもないんです。そもそも、未経験者がIT系資格を取るのはかなり大変なこと。専門教育を受けておらず、独学で資格を取ろうと思ったら年単位の挑戦になる可能性大です。

資格よりもまず経験

プログラマーとしての第一歩は、なにもナシからでいいんです。未経験でもできる範囲の業務から徐々に手を広げていくうちに、気づけば一人前のプログラマーに仕上がっているはずですよ。どんなに優秀なプログラマーにも下積み時代はあるわけですから、ひとっ飛びに成長しようとせず、コツコツ経験を積み上げていきましょう。
プログラマーは資格よりも経験です。戦力となるプログラマーに少しでも早く近づきたいならば、資格取得のためだけに時間とお金を使わないようにしましょう。プログラマーという職種に資格の有無は関係ありません。資格があるだけの人と経験と実績が豊富な人が同時に面接を受ければ、後者が有利になる確率が高いのです。

IT資格はいろいろな意味で難しい

IT系の資格は、取るのに苦労するわりにはあまり仕事に反映されないのが悲しいところ。資格が生きることがあるとすれば、昇進のための評価材料あたりでしょうか。経験の裏付けとしての資格は、説得力が増すのでいいかもしれませんね。だとすれば、未経験のうちから難しい資格に悪戦苦闘するよりも、実践で悪戦苦闘したほうがいいのではないでしょうか。プログラマーとしての仕事がわかってくれば、自分にとって必要な資格を厳選してから勉強に取りかかることができるので、勉強すれば誰でも取れるレベルの資格に足止めされることもありません。

未経験者は目標がわからなくて当たり前

プログラマー経験が一切ないうちは、現実的なキャリアビジョンを抱くなんてなかなかできないものです。よくわからないからこそ資格という明確な証拠に頼りたくなってしまいますが、とりあえず取れそうな資格を取っても気休め程度にしかなりません。せっかくIT系の資格を取るならば、仕事にちゃんと生かせるものがいいですよね。そうであれば、まずは無資格未経験のまま業界に飛び込んでみましょう。3ヶ月もすれば、自分がこれからどんな資格を取ればいいのかがハッキリしてくるでしょう。場合によっては簡単な資格にチャレンジできるぐらいの知識が入っているかもしれません。それぐらい、机上で学ぶのと経験で学ぶのとには差があるということなのです。